時効の援用の記事一覧
民法では、一定期間の経過により権利を取得または消滅させる「時効」制度が設けられています。ただし、この時効の効果を主張するためには、「時効の援用」をしなければなりません(民法145条)。
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時効の援用の概要
時効の援用とは、時効による利益を享受する旨の意思表示のことをいいます。この時効の援用を行わないと、取得時効や消滅時効といった時効の効果を主張することができません(民法145条)。
この時効の援用の法的性質に関しては、時効期間の経過によっても一応の効力は発生するものの,その効果は,時効の援用や時効利益の放棄によって確定されると考えられています(不確定効果・停止条件説)。