時効の更新・完成猶予に関する記事一覧
民法では、時効によって不利益を被る当事者のために、時効を止める方法である「時効の更新(かつての時効の中断)」と「時効の完成猶予」という制度を設けています。
時効の更新と完成猶予に関する記事一覧は、以下のとおりです。
時効(民事)
なお、その他民法に関する記事については、以下のページをご覧ください。
時効の更新・完成猶予の概要
時効が完成すると、権利を取得する者または権利が消滅したことにより利益を受ける者がいる反面、権利を奪われる者または権利を消滅させられた者という不利益を被る当事者も存在することになります。
この時効によって不利益を被る当事者を保護するために、民法では、時効の完成を止めるための措置として、「時効の更新」と「時効の完成猶予」という制度を設けています(民法147条以下)。
時効の更新がされると、それまで進行していた時効期間はリセットされます。そして、時効更新がされてから、あらためてゼロから時効期間が進行していくことになります。