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引き直し計算

引き直し計算の記事一覧

引き直し計算とは,貸金業者との間で行ってきたすべての貸し借りの取引を利息制限法所定の制限利率に直して正式な債務残高に計算をし直していくという計算手法のことをいいます

引き直し計算の記事一覧は、以下のとおりです。

なお、その他債務整理に関する記事は、以下のページをご覧ください。

引き直し計算の概要

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前記のとおり、引き直し計算とは、最高裁判所の判決に基づき,貸金業者との間で行ってきたすべての貸し借りの取引を利息制限法所定の制限利率に直し,制限超過利息をすべて借入れ元本に充当しながら,利息制限法に従った正式な債務残高に計算をし直していくという計算手法のことをいいます。元本充当計算.利息計算などと呼ばれることもあります。

この引き直し計算もはじめから認められていたわけではありません。最高裁判所大法廷昭和38ね11月18日判決において、利息制限法の制限超過部分が元本に充当されることが認められてから、この引き直し計算と呼ばれる手法が生み出されたのです。

また、最高裁判所第三小法廷昭和43年10月29日判決では、当事者間での弁済充当指定の特約の有無にかかわらず、制限超過部分は元本に充当されることが認められました。これらの判決により、現在の引き直し計算が可能となっているのです。

 

引き直し計算の記事一覧

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利息制限法違反の充当指定特約を無効とした最高裁判所第三小法廷昭和43年10月29日判決とは?

利息制限法の制限超過利息に関する当事者間での充当指定の特約は無効であると判断した判例として、最高裁判所第三小法廷昭和43年10月29日判決があります。このページでは、利息制限法違反の充当指定特約を無効とした最三小判昭和43年10月29日について説明します。
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利息制限法所定の制限利率を超える利息が元本に充当されることをはじめて判断した判例として,最高裁判所大法廷昭和39年11月18日判決があります。このページでは、制限超過利息の元本充当を認めた最高裁判所大法廷昭和39年11月18日判決について説明します。
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引き直し計算(利息計算・元本充当計算)とは?

引き直し計算とは、貸金業者との間で行ってきたすべての取引を利息制限法所定の制限利率に直して正式な債務残高に計算をし直していくという計算手法のことをいいます。このページでは、引き直し計算(利息計算・元本充当計算)について説明します。
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