消滅時効の記事一覧
民事時効には、取得時効と消滅時効があります。このうち消滅時効とは、一定期間の経過によって権利が消滅するという制度です。
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消滅時効の概要
民法上の時効には、取得時効と消滅時効があります。消滅時効とは、一定の期間の経過によって権利を消滅させる制度です。
消滅時効が成立するには,以下の要件を満たしている必要があります。
- 権利を行使できる状態になったこと
- その状態になった時から一定の消滅時効期間が経過したこと
- 時効を主張する者が消滅時効を援用したこと
消滅時効の期間は、権利の内容によって異なります。例えば、債権は、「権利を行使できる時から10年間」または「権利を行使できることを知った時から5年間」のいずれか時期の早い方とされています(民法166条1項)。
ただし、民法その他の法律では、一定の債権について通常の債権よりも短い時効期間を定めていることがあります。これを「短期消滅時効」と呼んでいます。