破産申立権者の記事一覧
破産手続開始の申立権者は,債権者・債務者・準債務者(法人の理事・会社の取締役など)です。
破産申立権者の記事一覧は、以下のとおりです。
破産申立権者
準自己破産申立て
債権者破産申立て
なお、その他破産法に関する記事は、以下のページをご覧ください。
破産申立権者の概要
前記のとおり、破産手続開始の申立権者は,債権者・債務者・準債務者(法人の理事・会社の取締役など)です。一部の法人破産においては、監督庁が申立権者となることもあります。
債権者が破産申立てをする場合を債権者破産申立て、債務者が破産申立てをする場合を自己破産申立て、準債務者が破産申立てをする場合を準自己破産申立てと呼んでいます。破産申立権者でない者が破産手続開始を申し立てた場合、その申立ては却下されます。
破産手続の大半は、自己破産申立てです。個人が自己破産を申し立てる場合、破産者はその個人です。法人が自己破産を申し立てる場合は、その法人自身が破産者となります。
準債務者とは、債務者である法人の理事や取締役などです。この準債務者が破産申立てをするのが、準自己破産申立てです。あくまで破産者は、その法人です。理事や取締役が破産するわけではありません。
債権者破産申立てにおいては、申立人債権者は、自己が債権者であることを疎明しなければいけません。また、予納金も申立人債権者が納付する必要があります。