相続は、被相続人の死亡によって開始されます(民法882条)。相続人の意思にかかわらず、被相続人の死亡によって相続は開始されます。

相続の開始に関する記事一覧
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相続の開始に関する概要
相続は,被相続人の死亡によって開始されます(民法882条)。
相続の開始の要件は、被相続人の死亡のみです。それ以外の要件はありません。相続人の意思にかかわらず、被相続人の死亡によって相続は開始されます。ただし、相続人は、相続開始後に相続を受けるか否かを選択できます。
被相続人が死亡したことは確実であるものの、遺体を確認できないなどの場合に備え、被相続人が死亡したものとして扱う法制度が用意されています。具体的には、失踪宣告や認定死亡といった制度です。
相続は、被相続人の最後の住所地で開始されます。これを「相続開始地」といいます。相続開始地は、裁判の管轄や税務署の管轄の基準となります。
民法と資格試験
民法は、私法の基本法です。我々の生活に最も身近な法律です。
そのため、例えば、司法試験(本試験)、司法試験予備試験、司法書士試験、行政書士試験、宅建試験、マンション管理士試験・・・など、実に多くの資格試験の試験科目になっています。
これら法律系資格の合格を目指すなら、民法を攻略することは必須条件です。
とは言え、民法は範囲も膨大です。メリハリを付けないと、いくら時間があっても合格にはたどり着けません。効率的に試験対策をするには、予備校や通信講座などを利用するのもひとつの方法でしょう。
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参考書籍
本サイトでも民法について解説していますが、より深く知りたい方や資格試験勉強中の方のために、民法の参考書籍を紹介します。
逐条解説 改正相続法
著者:堂薗幹一郎など 出版:商事法務
民法改正に対応した逐条解説書。相続を扱う実務家向けですが、持っていると何かと便利です。立法担当者や現役裁判官による著書であるため、内容に信頼性があります。
資格試験向けの参考書籍としては、以下のものがあります。
民法(全)(第3版補訂版)
著者:潮見佳男 出版:有斐閣
1冊で民法総則から家族法まで収録されています。基本書というより入門書に近いでしょう。民法全体を把握するのにはちょうど良い本です。
民法VI 親族・相続 (LEGAL QUEST)第8版
著者:前田陽一ほか 出版:有斐閣
家族法全体の概説書。条文・判例から書かれているので、学習の早い段階から利用できます。情報量もあるので、資格試験の基本書として十分でしょう。
親族・相続(伊藤真試験対策講座12)第4版
著者:伊藤真 出版:弘文堂
いわゆる予備校本。予備校本だけあって、実際の出題傾向に沿って内容が絞られており、分かりやすくまとまっています。民法は範囲が膨大なので、学習のスタートは、予備校本から始めてもよいのではないでしょうか。

