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近親者固有の慰謝料

民法711条は、不法行為による生命侵害があった場合、被害者の父母、配偶者および子は、加害者に対して固有の慰謝料請求権を取得することを定めています。

近親者固有の慰謝料に関する記事一覧

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近親者固有の慰謝料に関する概要

民法711条は、不法行為による生命侵害があった場合、被害者の父母、配偶者および子は、加害者に対して固有の損害賠償請求権を取得することを定めています。これを「近親者固有の慰謝料請求権」と呼んでいます。

民法711条の慰謝料請求権は、不法行為の被害者から相続するものではなく、近親者に固有の慰謝料請求権です。民法711条により、近親者には、立証責任の軽減が図られています。

この民法711条は、慰謝料請求権者を父母・配偶者・子としていますが、これは例示であり、父母・配偶者・子に実質的に同視できる身分関係の者であれば、同条による慰謝料請求が可能であると解されています。

民法711条は、生命侵害の不法行為に限定しています。生命侵害に匹敵するほどの身体侵害であっても、民法711条による近親者固有の慰謝料請求は認められません。ただし、民法709条・710条に基づく請求は可能です。

民法と資格試験

民法は、私法の基本法です。我々の生活に最も身近な法律です。

そのため、例えば、司法試験(本試験)、司法試験予備試験、司法書士試験、行政書士試験、宅建試験、マンション管理士試験・・・など、実に多くの資格試験の試験科目になっています。

これら法律系資格の合格を目指すなら、民法を攻略することは必須条件です。

とは言え、民法は範囲も膨大です。メリハリを付けないと、いくら時間があっても合格にはたどり着けません。効率的に試験対策をするには、予備校や通信講座などを利用するのもひとつの方法でしょう。

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参考書籍

本サイトでも民法について解説していますが、より深く知りたい方や資格試験勉強中の方のために、民法の参考書籍を紹介します。

民法3(親族法・相続法)第5版
著者:我妻榮ほか 出版:勁草書房
いわゆる「ダットサン」シリーズの復刻版。読みやすいので、初学者でも利用できます。意外と情報量もあるので、資格試験の基本書として利用することも可能でしょう。

資格試験向けの参考書籍としては、以下のものがあります。

民法(全)(第3版補訂版)
著者:潮見佳男 出版:有斐閣
1冊で民法総則から家族法まで収録されています。基本書というより入門書に近いでしょう。民法全体を把握するのにはちょうど良い本です。

民法VI 親族・相続 (LEGAL QUEST)第8版
著者:前田陽一ほか  出版:有斐閣
家族法全体の概説書。条文・判例から書かれているので、学習の早い段階から利用できます。情報量もあるので、資格試験の基本書として十分でしょう。

親族・相続(伊藤真試験対策講座12)第4版
著者:伊藤真 出版:弘文堂
いわゆる予備校本。予備校本だけあって、実際の出題傾向に沿って内容が絞られており、分かりやすくまとまっています。民法は範囲が膨大なので、学習のスタートは、予備校本から始めてもよいのではないでしょうか。

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