相続人は、相続をするかしないかを選択できます。相続する旨の意思表示を相続の承認といい、相続をしない旨の意思表示を相続の放棄といいます。

相続の承認及び放棄に関する記事一覧
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相続の承認及び放棄に関する概要
相続人は,相続をするかしないかを選択できます。相続する旨の意思表示を相続の承認といい,相続をしない旨の意思表示を相続の放棄といいます。
相続は、相続人の意思に関係なく、被相続人が死亡すると開始されます。相続されるのは、プラスの財産ばかりでなく、マイナスの財産も含まれます。
相続人の意思に関わりなく開始され、マイナスの財産まで負わされてしまうとなると、相続人に不利益が大きすぎます。そのため、相続人には選択権が与えられているのです。
相続の承認には、何も留保を付けずに相続を承認する単純承認と、「相続によって得た財産の限度においてのみ被相続人の債務及び遺贈を弁済すべきことを留保して」相続の承認をする限定承認があります。
また、法定安定性の確保のため、一定の事由が生じた場合には、当然に単純承認したことになってしまう法定単純承認という制度も用意されています。
民法と資格試験
民法は、私法の基本法です。我々の生活に最も身近な法律です。
そのため、例えば、司法試験(本試験)、司法試験予備試験、司法書士試験、行政書士試験、宅建試験、マンション管理士試験・・・など、実に多くの資格試験の試験科目になっています。
これら法律系資格の合格を目指すなら、民法を攻略することは必須条件です。
とは言え、民法は範囲も膨大です。メリハリを付けないと、いくら時間があっても合格にはたどり着けません。効率的に試験対策をするには、予備校や通信講座などを利用するのもひとつの方法でしょう。
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参考書籍
本サイトでも民法について解説していますが、より深く知りたい方や資格試験勉強中の方のために、民法の参考書籍を紹介します。
逐条解説 改正相続法
著者:堂薗幹一郎など 出版:商事法務
民法改正に対応した逐条解説書。相続を扱う実務家向けですが、持っていると何かと便利です。立法担当者や現役裁判官による著書であるため、内容に信頼性があります。
資格試験向けの参考書籍としては、以下のものがあります。
民法(全)(第3版補訂版)
著者:潮見佳男 出版:有斐閣
1冊で民法総則から家族法まで収録されています。基本書というより入門書に近いでしょう。民法全体を把握するのにはちょうど良い本です。
民法VI 親族・相続 (LEGAL QUEST)第8版
著者:前田陽一ほか 出版:有斐閣
家族法全体の概説書。条文・判例から書かれているので、学習の早い段階から利用できます。情報量もあるので、資格試験の基本書として十分でしょう。
親族・相続(伊藤真試験対策講座12)第4版
著者:伊藤真 出版:弘文堂
いわゆる予備校本。予備校本だけあって、実際の出題傾向に沿って内容が絞られており、分かりやすくまとまっています。民法は範囲が膨大なので、学習のスタートは、予備校本から始めてもよいのではないでしょうか。

