遺産分割の手続には、遺産分割協議・遺産分割調停・遺産分割審判があります。

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遺産分割の手続に関する概要
遺産分割の手続には、遺産分割協議・遺産分割調停・遺産分割審判があります。
遺産分割協議とは、相続人間で話し合って遺産分割について定める手続です。協議によって遺産分割することを分割協議と呼んでいます。遺産分割をする際は、まず最初に協議を行わなければなりません。
協議が調わなかった場合には、裁判所の手続を利用することになります。裁判所の手続には、遺産分割調停と遺産分割審判があります。
遺産分割調停は、裁判官または裁判所が選任した調停委員が間に入って、相続人間で話し合う手続です。調停委員が間に入ることにより、協議よりも円滑に話し合いが進むことが多いでしょう。
遺産分割審判は、家庭裁判所の裁判官が、審判(決定)をもって遺産分割方法を決める手続です。各共同相続人が法的な主張・立証を行い、それに基づいて裁判所が判断を下します。
遺産分割の協議・調停・審判のいずれも、一度決まればやり直すことはできないのが原則です。ただし、非常に稀ではあるでしょうが、遺産分割の無効・取消し・解除によってやり直しが認められることがないわけではありません。
民法と資格試験
民法は、私法の基本法です。我々の生活に最も身近な法律です。
そのため、例えば、司法試験(本試験)、司法試験予備試験、司法書士試験、行政書士試験、宅建試験、マンション管理士試験・・・など、実に多くの資格試験の試験科目になっています。
これら法律系資格の合格を目指すなら、民法を攻略することは必須条件です。
とは言え、民法は範囲も膨大です。メリハリを付けないと、いくら時間があっても合格にはたどり着けません。効率的に試験対策をするには、予備校や通信講座などを利用するのもひとつの方法でしょう。
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参考書籍
本サイトでも民法について解説していますが、より深く知りたい方や資格試験勉強中の方のために、民法の参考書籍を紹介します。
逐条解説 改正相続法
著者:堂薗幹一郎など 出版:商事法務
民法改正に対応した逐条解説書。相続を扱う実務家向けですが、持っていると何かと便利です。立法担当者や現役裁判官による著書であるため、内容に信頼性があります。
資格試験向けの参考書籍としては、以下のものがあります。
民法(全)(第3版補訂版)
著者:潮見佳男 出版:有斐閣
1冊で民法総則から家族法まで収録されています。基本書というより入門書に近いでしょう。民法全体を把握するのにはちょうど良い本です。
民法VI 親族・相続 (LEGAL QUEST)第8版
著者:前田陽一ほか 出版:有斐閣
家族法全体の概説書。条文・判例から書かれているので、学習の早い段階から利用できます。情報量もあるので、資格試験の基本書として十分でしょう。
親族・相続(伊藤真試験対策講座12)第4版
著者:伊藤真 出版:弘文堂
いわゆる予備校本。予備校本だけあって、実際の出題傾向に沿って内容が絞られており、分かりやすくまとまっています。民法は範囲が膨大なので、学習のスタートは、予備校本から始めてもよいのではないでしょうか。

