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債権総則(債権総論)

民法第三章「債権」の第一節は「債権総則」です。債権総則では、債権全般に共通するルールを定めています。債権総則の解釈論は、講学上「債権総論」と呼ばれています。

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債権総則(債権総論)の概要

民法第三章「債権」の第一節は「債権総則」です。債権総則では、債権全般に共通するルールを定めています。債権総則の解釈論は、講学上「債権総論」と呼ばれています。

債権総則では、債権の目的が定められています。債権の目的とは、債権における「給付」のことです。そのような給付内容なのかを定めるものが、債権の目的です。

特定物債権、種類債権、金銭債権などがあります。債権の法的な効力には、債務者が履行を怠った場合に発生する債務不履行責任、債権者代位権、債権者取消権などがあります。

債権は、債務者が弁済をした場合のほか、相殺、更改、免除、混同によっても消滅します。

民法と資格試験

民法は、私法の基本法です。我々の生活に最も身近な法律です。

そのため、例えば、司法試験(本試験)、司法試験予備試験、司法書士試験、行政書士試験、宅建試験、マンション管理士試験・・・など、実に多くの資格試験の試験科目になっています。

これら法律系資格の合格を目指すなら、民法を攻略することは必須条件です。

とは言え、民法は範囲も膨大です。メリハリを付けないと、いくら時間があっても合格にはたどり着けません。効率的に試験対策をするには、予備校や通信講座などを利用するのもひとつの方法でしょう。

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参考書籍

本サイトでも民法について解説していますが、より深く知りたい方や資格試験勉強中の方のために、民法の参考書籍を紹介します。

本サイトでも民法について解説していますが、より深く知りたい方や資格試験勉強中の方のために、民法の参考書籍を紹介します。

新訂債権総論(民法講義Ⅳ)
著者:我妻榮 出版:岩波書店
民法の神様が書いた古典的名著。古い本なので、実務や受験にすぐ使えるわけではありませんが、民法を勉強するのであれば、いつかは必ず読んでおいた方がよい本です。ちなみに、我妻先生の著書として、入門書である「民法案内7 債権総論(上)」や「ダットサン民法2 債権法(第4版)」などもありますが、いずれも良著です。

我妻・有泉コンメンタール民法(第8版)
著書:我妻榮ほか 出版:日本評論社
財産法についての逐条解説書。現在も改訂されています。家族法がないのが残念ですが、1冊で財産法全体についてかなりカバーできます。辞書代わりに持っていると便利です。

司法試験・予備試験など資格試験向けの参考書籍としては、以下のものがあります。

民法(全)(第3版補訂版)
著者:潮見佳男 出版:有斐閣
1冊で民法総則から家族法まで収録されています。基本書というより入門書に近いでしょう。民法全体を把握するのにはちょうど良い本です。

債権総論(第五版)
著者:中田裕康 出版:岩波書店
債権総論の概説書。情報量は十分です。説明も分かりやすく整理されているため、資格試験の基本書としても辞書としても使えます。

債権総論(伊藤真試験対策講座3)第4版
著者:伊藤塾 出版:弘文堂
いわゆる予備校本。伊藤塾の試験対策講座シリーズの債権総論。予備校本だけあって、実際の出題傾向に沿って内容が絞られており、分かりやすくまとまっています。民法は範囲が膨大なので、学習のスタートは、予備校本から始めてもよいのではないでしょうか。

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